募集終了

【公募案件】(新規)特別嘱託 資金協力業務部無償設計・積算審査室「資金協力案件への技術的助言(ケニア)」

独立行政法人国際協力機構(JICA)国際協力調達部 契約推進第一課/第二課

職務内容

職務分野
多岐にわたる分野
業務対象国/勤務地
関東   東京都
千代田区二番町
配属先
資金協力業務部 無償設計・積算審査室
休日
時間外労働
その他業務条件
2021年8 月1日~2022年7月31日(予定)  ※1委嘱開始日は後ろ倒しを認める場合がありますので、理由とともに応募書類に明記願います。※2委嘱期間は業務の状況等により双方の合意のもと変更する可能性があります。 ※3書類選考、面接選考に加え、健康診断に基づく当機構顧問医による判定を経て、委嘱が最終的に決定されます。詳しくは「健康診断について」(http://partner.jica.go.jp/resource/1522488102000/jicasJobView/jicas_job/pdf/health.pdf)をご覧ください。
JICAからのひとこと
日本の「安全文化」の定着・浸透に向けて、JICAが取り組みを強化している施設建設等事業の安全対策に取り組むポストです。施設等建設事業の施工管理・品質管理で培われたご経験を、ぜひ国際協力の場で活かしてみませんか。 ※建設工事実施中案件の安全対策・品質管理に係る技術的助言が主な業務内容となります。案件形成の支援は付随的な業務となりますのでご留意ください。
求められる資質と能力
本件で求められる資質と能力は以下の通りです。
分野・課題専門力:★★★
総合マネジメント力:★★
問題発見・分析力:★★★
コミュニケーション力:★★
援助関連知識・経験:★★
地域関連知識・経験:★★
[★★★:非常に重視する ★★:重視する ★:参考程度 -:不問]
※格付けについて
※国際協力人材に求められる6つの資質と能力について
案件の背景
JICAでは「施設建設等を伴うODA事業の工事安全方針」(2015年3月JICAホームページ上に公開)のとおり、日本の「安全文化」の定義・浸透をJICAの重要な役割と位置づけ、施設建設等事業の安全対策に取り組んでいます。 また、「質の高いインフラ」に関する国内外での議論を踏まえ、事業における施設建設等の品質管理・安全管理に関する取り組みを一層推進することがJICAに求められています。日本政府の推進する「質の高いインフラ」という概念の構成要素として「インフラの質の確保」が掲げられ、品質管理と安全管理は表裏一体の関係にあることからも、経済性や安全性等を加味した意味での質の確保が重視されています。「質の高いインフラ」の重要性を国際社会で広めるうえでも、事業における施設建設等について、これまで以上に品質の確保及び向上を図り、好事例を増やしていく必要があります。 しかしながら、JICA事業の実施国においては、労働安全衛生関連の法律・基準や監督行政、機械・資材の品質や作業員の資質、安全保障に対する社会の意識が日本と相違するところがあり、日本においては一般的である品質・安全管理の対策が取られていないことによる工事事故が依然として発生しています。安全対策に対する認識の欠如は品質管理への影響も懸念され、安全管理・品質管理に関し、日本の安全文化の浸透を念頭に置いた対策の強化が求められています。 以上のような状況を踏まえて、事業における施設建設等の品質・安全管理を一層推進するために、技術面及び体制面で様々な方策を講じるべく、在外事務所の企画調査員としての派遣を想定して特別嘱託を募集するものです。
業務/委嘱の目的
ケニア事務所の企画調査員(資金協力)として派遣することを前提に、JICA本部において施設建設案件を中心とした資金協力の契約履行状況の確認及び安全・品質・工事進捗等の実施監理へ対する技術的な助言に必要な調査(以下「実施状況調査」という。)を行い、施設建設案件の品質・安全の向上に寄与することを目的とする。
期待される成果
1.実施状況調査により、案件の施工管理/監理上の課題・解決策(再発防止策)が明らかになり、協力案件として一定の安全、品質が確保される。 2.JICA事業の視察、技術的な支援と並行して供用開始後の案件のモニタリングや新規案件の発掘・形成にも取り組むことで、既往案件における課題・求められる対策を新規案件に反映することが可能になる等、JICA事業が効果的・効率的に実施される。
業務内容
1. 無償資金協力案件にかかる実施状況調査
JICAが東・南アフリカおよび中東地域において行う無償資金協力の実施監理に資することを目的として、コンサルタント(施工会社を含める場合もある)へのヒアリング、必要図書の閲覧、現場視察などを行うことにより、実施中案件の技術面に関わる施工監理上の課題を整理する。

2. JICAへ対する案件の実施監理にかかる技術的見地からの助言
(1)上記1.の業務によって得られた知見を取り纏め、関係事務所および資金協力業務部へ報告する。
(2)調査で確認され、報告書に記載した「コンサルタント本社への指摘・照会事項」を中心に、資金協力業務部がコンサルタントに確認を行う場合に必要な支援を行う。

3. 有償資金協力案件への支援
(1)赴任予定国(ケニア)における有償資金協力案件に関する実施状況調査を行う。
(2)実施状況調査を通じて得られた知見を取り纏め、関係事務所、インフラ技術業務部および資金協力業務部へ報告する。
(3)安全・品質・工事進捗に重大な問題があると認められる場合、問題の把握・原因の分析・解決策の提言を事務所へ対して行い、必要に応じて事務所と共に解決策の実施をフォローする。

4. 実施状況調査に支障のない範囲で、資金協力業務部または関係事務所の方針に基づき次の業務を実施する。
(1)担当地域内の事務所が実施するJICA事業への技術的な支援
(2)JICA事業の視察
(3)新規資金協力案件等の発掘、案件形成、事前の調査への支援
(4)供用開始後の案件のモニタリング
(5)安全管理セミナー


※現時点での案であり、今後変更される可能性があります。
チーム構成(日本側専門家構成)・プロジェクト全体構成
室長、職員1名、専門嘱託11名
案件関連参考情報

応募条件

  • PARTNERでは斡旋、マッチングは行っておりません。詳しくは規約をご確認ください。
  • ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
語学力
英語
英語(必須) 以下のレベル以上であること 1)高いコミュニケーション能力を有する。 2)TOEIC730点、TOEICS&W290点、TOEFL550点(CBT213点、iBT79点)、英検準1級、国連英検B級、IELTS 6.0、ケンブリッジ英検FCE以上 ※その他の資格試験については、
「専門家語学ガイドライン」参照。
学位
学士あるいは同等程度
補足学歴
土木、建築関係の学歴を有する者が望ましい。
技術資格
施設等建設事業の品質管理・安全管理に関する資格
(土木施工管理技士、建設施工管理技士、一級建築士、技術士(建設部門・総合技術監理部門)など)
類似業務経験年数
原則、次の全ての要件を満たす方とします。 1.7年以上の建設工事現場における工事安全管理、品質管理、工程管理等の施工管理(監理)業務経験を有すること。 2.海外における施工監理業務経験を有すること。
青年海外協力隊経験
不問
その他必要な業務経験・能力
以下のスキルが必須です。
●報告書作成能力
 

待遇

待遇
(1)手当
当機構規程に基づき、基本手当(前歴換算の上決定)、交通費及び時間外手当を支給。

(2)勤務時間
午前9時30分~午後5時45分

(3)休日・休暇
土日祝祭日のほか、年次有給休暇、特別有給休暇、年末年始等の休日あり。

(4)福利厚生
社会保険(健康保険、厚生年金)、労働保険(雇用保険、労災保険)へ加入。

(5)解嘱について
委嘱期間中、傷病その他の事由により業務の遂行が困難と認められる場合、または委嘱の継続が適当でないと認められる場合は、解嘱することがある。

応募について

応募方法
1.国際協力人材登録の完了
応募にあたっては、国際協力人材登録を完了していることが必要です。
※新規登録手続きには、3営業日程度を要しますので、お早めに登録下さい。
※簡易登録では応募できませんので必ず「国際協力人材登録」を完了させて下さい。

2.必要書類一式の添付
募集期間中に以下の必要書類をPARTNERのマイページ上で提出していただきます。PARTNERにログインした状態で各求人情報のページを開き、最上部もしくは最下部の「この案件に応募する」ボタンから応募画面で、以下の必要書類を添付してください。マイページを使用しての応募方法の詳細は公募案件FAQ集をご確認ください。なお、マイページの応募機能で添付できるファイルのサイズは1ファイル5MB、総容量10MBまでとなっておりますのでご留意願います。

(1)専門家履歴書(提出必須)  ※PDFで提出
国際協力人材登録後、画面下部「履歴書作成はこちら」(ログイン後表示されます)より作成いただけます。本機能で作成した専門家履歴書以外で応募いただいた場合、失格となりますのでご注意ください。PDFファイルのタイトルについては次の例にならって履歴書、応募者氏名、応募書類提出日の順に記載ください(例:履歴書(国際太朗)20130301.pdf)。履歴書作成にあたり、直近(2010年以降)の職歴については、長期にわたる空白期間がないよう記載ください。3か月以上の空白期間がある場合、説明(例:自己研鑚、育児介護など)を付すようにお願いいたします。不明な期間に関して、直接お問い合わせをすることもあります。なお、入力手順に不明点がある場合は、PARTNERを運営しているPARTNER事務局(jicahrp@jica.go.jp)までお問い合わせ下さい。
記入例は、こちらをご確認ください。

(2)写真(提出必須) ※「Word」ファイルに添付して提出
Web応募では履歴書の写真欄に写真の添付ができなくなりましたので、別途履歴書用の写真をWordファイルに添付してご提出ください。提出にあたっては写真貼付台紙をご活用ください。写真は6ヶ月以内の撮影で、前向き、上半身、脱帽のものとしてください(デジタルカメラ等で撮影したものでも可)。Wordファイルのタイトルは次の例にならって、応募者氏名、提出日の順に記載ください(例:国際太朗(20130301).doc)。サイズオーバーにご注意願います(ファイルの推奨サイズ200KB程度)

(3)業務企画書(提出必須) ※「Word」ファイルで提出
氏名、応募案件名を明記の上、応募する案件の業務内容を踏まえ、以下の点について記述して下さい。なお、様式はありませんが、形式はA4版(縦ページ・横書)、目安として1行の文字数を35字及び行数を35行程度とし、分量は3枚以内となるようにして、Wordで作成し添付して下さい。Wordファイルのタイトルについては次の例にならって業務企画書、応募者氏名、応募書類提出日の順に記載ください(例:業務企画書(国際太朗)20130301.doc)。

① 本件業務に「求められる資質と能力」の内、特に「★★★」並びに「★★」としている項目を参考にして、本業務に対応可能であることを説明して下さい。 なお、以下の点を含めるようにして下さい。
    a. ご自身の長所・短所
    b. 具体的な経験・実績
② ご自身で収集した本案件に関連する情報を分析したうえ、本業務を進める上でご自身が優先的な取組みが必要と考えること、留意すべきこと、具体的に実施しようと考えていることについて述べて下さい。
③ ご自身の事務処理について経験例を挙げて、自己評価して下さい。

※なお、履歴書上で、公募条件に「必須」と記載の条件を満たしているかどうかの有無が確認できない場合、業務企画書中に「必須」の条件を満たすことを示す経験、資格等を記載して下さい。

(4)公的語学資格証明書(写) ※PDFで提出
語学証明書の内容は選考の際に重視しておりますので、語学力を証明する書類を添付して下さい。 PDFファイルのタイトルについては次の例にならって公的語学資格証明書(写)、応募者氏名、応募書類提出日の順に記載ください(例:公的語学資格証明書(国際太朗)20130301.pdf)。
 
(5)大学卒業証明書(大学院卒業の場合も大学卒業証明書を提出してください)(写)
(提出必須。但し、大学卒業証明書取り付けに時間を要する場合は入手次第提出も可) ※PDFで提出
PDFファイルのタイトルについては次の例にならって大学卒業証明書(写)、応募者氏名、応募書類提出日の順に記載ください(例:大学卒業証明書(国際太朗)20130301.pdf)。
応募書類
・専門家履歴書
・業務企画書
・写真(所定の写真貼付台紙に貼り付け)
・語学証明書
・大学卒業証明書(大学院卒業の場合も大学卒業証明書を提出してください)
募集人数
1名
募集期間
2021/05/13 00:00 2021/05/27 12:00
選考手順
書類選考、面接選考、健康診断の結果等を総合的に判断して最終合否を決定します。

1. 応募書類に基づく書類選考結果通知
6月14日頃までに、書類選考結果をPARTNERに登録されたメールアドレスに通知します。

2. 面接選考
2021年6月18日(金)(予定)
※原則として当方が指定した日程以外での面接は実施しません。
※面接はJICAの指定する日時にオンライン(Teams)にて実施します。

3. 面接選考結果通知
6月23日頃までに、面接選考結果をPARTNERに登録されたメールアドレスに通知します。

4. 健康診断
面接選考合格後に健康診断(自己負担)を実施します。
※選考結果及びその理由についての個別の照会には一切お答えできません。また、応募書類は返却いたしませんのでご了承ください。
応募時の注意事項
原則、次のいずれかに該当する方は応募できません。また、応募後に該当することが判明した場合は不合格とします。
・本件以外のJICA案件(職員、専門嘱託、コンサルタント、ボランティア、国際協力推進員、インターン、ジュニア専門員等を含むすべてのJICA案件またはJICA業務)に応募・選考中の方。
・特別嘱託終了後は、開発途上国に滞在して業務を遂行していただくため、特別嘱託委嘱期間中に70歳以上となる方はご応募いただいても意に沿えません。

なお、以下の点についても留意の上ご応募ください。
・JICA案件に従事中の方は、本件に応募するために、任期を短縮、もしくは辞退することは、原則認められません(草の根技術協力、技術協力プロジェクト、開発計画調査型技術協力等、所属先が法人として請け負っている業務に従事している場合も含む)。ただし、契約を途中で終了できるものについては対象外です。

【特別嘱託の注意事項】
所属先を有している場合は、以下の点について委嘱期間において所属先、又は所属長による同意を得られる場合は応募可とします。
1)委嘱期間中は、所属先からは無給であること。
2)委嘱期間中は当機構の労働保険・社会保険に加入させること。
なお、委嘱予定日の10日前までに、上記の点について所属先、又は所属長に同意を得た上で、関係書類を提出して下さい。

特別嘱託中はJICAの労働保険・社会保険に加入しますが、解嘱後、脱退します。所属先を有する方は所属先にて加入、所属先を有さない方はご自身で加入いただくことになります。また、所属先を有する方(特別嘱託後の復帰も含む)は、専門家としての派遣期間中は国内俸の対象となります。
 
【個人情報の取り扱い】
当機構では、個人情報の保護を目的として、応募者からの提出を受けて保有する個人情報について、以下のとおり、管理・保護いたしますので、同意の上、提出願います。
1.応募書類に含まれる個人情報は、当機構において適正に管理し、情報漏えい防止に最善を尽くします。
2.応募書類は、当該公募案件の選考及び委嘱以外の目的では、一切使用いたしません。

【公募案件】(新規)特別嘱託 資金協力業務部無償設計・積算審査室「資金協力案件への技術的助言(ケニア)」

独立行政法人国際協力機構(JICA)国際協力調達部 契約推進第一課/第二課

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お問い合わせ先

電話番号
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問い合わせ先
JICA人事部開発協力人材室
Tel 03-5226-9303
E-mail jicaiict-jr@jica.go.jp
〒102-8012 東京都千代田区二番町5-25 二番町センタービル
団体情報詳細
設立目的・事業内容
独立行政法人国際協力機構法(平成14年法律第136号)に基づき設立された独立行政法人で、開発途上地域等の経済及び社会の開発若しくは復興又は経済の安定に寄与することを通じて、国際協力の促進並びに我が国及び国際経済社会の健全な発展に資することを目的とする。
活動対象分野
援助アプローチ/戦略/手法、市民参加、多岐にわたる分野
活動実績(海外)
・開発途上国への技術協力  研修員受入  専門家派遣  機材供与  技術協力センター設置・運営  開発計画に関する基礎的調査 ・有償資金協力  円借款  海外投融資 ・無償資金協力  ※外交政策の遂行上の必要から外務省が自ら実施するものを除く。 ・国民等の協力活動の促進 ・海外移住者・日系人への支援 ・技術協力のための人材の養成及び確保 ・調査および研究 ・緊急援助のための機材・物資の備蓄・供与 ・国際緊急援助隊の派遣
活動実績(国内)
・開発途上国への技術協力  研修員受入  専門家派遣  機材供与  技術協力センター設置・運営  開発計画に関する基礎的調査 ・有償資金協力  円借款  海外投融資 ・無償資金協力  ※外交政策の遂行上の必要から外務省が自ら実施するものを除く。 ・国民等の協力活動の促進 ・海外移住者・日系人への支援 ・技術協力のための人材の養成及び確保 ・調査および研究 ・緊急援助のための機材・物資の備蓄・供与 ・国際緊急援助隊の派遣
所在地
102-8012
東京都 千代田区二番町 5-25 二番町センタービル
設立年月
2003 / 10