第36回研究会「日中韓における文化遺産政策のいま―近年の法改正をめぐる背景と展望―」

文化遺産国際協力コンソーシアム

  • セミナーシンポジウム
  • 大学生・大学院生歓迎

プログラム/内容

ジャンル
セミナーシンポジウム
開催日時
2025/09/14 13:00 2025/09/14 17:00
開催地
東京都 台東区上野公園13-43 東京文化財研究所
開催形式
オフライン
内容

 

●趣 旨: 近年、社会構造の変化や環境問題の深刻化とともに、世界各国の文化遺産を取り巻く状況も大きく変容しつつあり、東アジア各国においても文化遺産政策のあり方を見直す動きが見られるようになっています。具体的には、文化遺産保護と地域社会・経済との調和や従来保護の対象とされてこなかった多様な文化遺産への関心の高まりといった、既存の保護の枠組みでは対応しきれない課題に対して、制度改革を通じた柔軟かつ実効的なアプローチが模索されてきました。本研究会では、ここ10年間に相次いで文化遺産に関する政策の転換が図られた東アジアの3か国、日本・中国・韓国の事例を取り上げ、いかなる社会的背景や政策的課題に直面し、どのような制度的対応を行ってきたのかを議論します。とくに共通の課題に対する取り組みを通じて相互理解を深めるとともに、各国が進める文化遺産国際協力の最新状況についても情報共有する場となることを期待します。

 

●主 催:文化遺産国際協力コンソーシアム、文化庁

 

●後 援:外務省

 

※本研究会は、「2025-2026日中韓文化交流年記念事業」に認定されています

 

●日 時:2025年9月14日(日)13:00~17:00(12:30開場)


●開催方式: 対面開催

 

●会 場:東京文化財研究所 地階セミナー室(東京都台東区上野公園13-43)

●言 語: 日本語(※韓国語による講演は日本語逐次通訳がつきます。)

 

●参加費: 無料

 

●定 員:110名

●プログラム:

13:00-

13:10 

開会挨拶・趣旨説明

小嶋 芳孝(文化遺産国際協力コンソーシアム東アジア・中央アジア分科会長 / 金沢学院大学 名誉教授)

13:10-

13:50  

講演1 

日本の文化財保護政策と文化遺産国際協力 
塩川 達大(文化庁文化資源活用課 課長)  

13:50-

14:30 

講演2 

中国における文物保護法の改正及び文化遺産国際協力の現状 
杜 暁帆(復旦大学文物与博物館学系 教授)

 -休憩(10分)-

14:40-

15:20 

講演3 

国家遺産基本法と国家遺産体制への転換 
ベク・ヒョンミン(国家遺産庁革新行政担当官室 行政事務官) 

*韓国語による講演(日本語逐次通訳あり)  

15:20-

15:40 

講演4 

国家遺産庁の国際協力 
パク・ヒョンビン(国家遺産庁遺産政策局国外遺産協力課 課長)  

  - 休憩(10分)-

15:50-

16:55 

ディスカッション 

モデレーター:海野 聡(東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 准教授) 
コメンテーター:八並 廉(九州大学法学研究院国際関係法学部門 准教授) 
パネリスト:上記登壇者+友田 正彦(文化遺産国際協力コンソーシアム事務局長 / 東京文化財研究所 副所長)  

16:55-

17:00 

閉会挨拶 

青木 繁夫(文化遺産国際協力コンソーシアム副会長) 

 

 

●ウェブサイト:https://www.jcic-heritage.jp/news/36seminar-announcement/

職務分野
会場名
東京文化財研究所 地階セミナー室

参加資格

参加費用
無料

募集内容

学生歓迎
大学生・大学院生歓迎
募集人数
110名(事前申し込み制)
募集期間
2025/07/30 15:00 2025/09/10 18:00

申し込み方法

  • 掲載内容の確認等は、ご利用者様、掲載団体様の両者間の責任で行ってください。掲載内容及びセミナー・研修プログラムは、独立行政法人国際協力機構(JICA)の見解を示すものではありません。詳しくは規約をご確認ください。
  • 未成年が有償セミナーへ申し込むには保護者の同意が必要です。
  • ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
参加申し込み方法

下記申込フォームよりお申込みください。【申込締切:2025年9月10日(水)】

reg31.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mgk-mapjoc-dc216c603172effcd6a1e08c46d547ca

開催団体のお知らせページ
https://www.jcic-heritage.jp/news/36seminar-announcement/

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開催地

職種

お問い合わせ先

担当部課
文化遺産国際協力コンソーシアム事務局
担当者氏名
金子 雄太郎
電話番号
03-3823-4841
メールアドレス
consortium_tobunken@nich.go.jp
ホームページ
https://www.jcic-heritage.jp/
団体情報詳細
設立目的・事業内容
2006年6月16日、「海外の文化遺産の保護に係る国際的な協力の推進に関する法律」が成立し、今後、一層の文化遺産国際協力の推進を図り、世界における多様な文化の発展に貢献することが求められております。 文化遺産保護の国際協力の持続的発展に寄与するために、文化遺産保護の動機を共有する機関や個人等の幅広い結集を図り、協調的・連携的な国際協力のための共通基盤を確立することを目指して、「文化遺産国際協力コンソーシアム」が設立されました。
活動対象分野
教育、都市開発・地域開発、気候変動対策、平和構築、多岐にわたる分野
活動実績(海外)
・国際協力調査 ラオス、モンゴル、オーストラリア、ドイツ、スウェーデン、ノルウェー、ブータン、アルメニア、バーレーン、ミャンマー、スリランカ、フィリピンなど ・被災文化遺産の災害復旧対応に関する調査 中国、インドネシア、タイ、イラン、ギリシア、フランス、イタリア、オランダ、アメリカ など ・保存修復等に係る支援要請 インドネシア、ベトナム、イエメン、モンゴル など ・文化遺産国際協力活動の支援 ベトナム、モンゴル、ミクロネシア、バーレーン、ミャンマー、フィリピン など
活動実績(国内)
年に1度のシンポジウムおよび年に2度の研究会の開催、広報活動としてのウェブサイト公開(http://www.jcic-heritage.jp/)と文化遺産国際協力データベース(会員のみ閲覧可)構築。また、コンソーシアムに設けられた7分科会(企画分科会、東南アジア・南アジア分科会、西アジア分科会、東アジア・中央アジア分科会、中南米分科会、アフリカ分科会、欧州分科会)を通した各地域での文化遺産国際協力に関する問題の討議。
所在地
110-8713
東京都 台東区上野公園 13-43 独立行政法人 国立文化財機構 東京文化財研究所内
設立年月
2006 / 06