《神戸講演》料理イベント＋「バングラデシュ 家事使用人として働く少女たち、その10年を追う」

国際協力NGOシャプラニールでは、児童労働削減の取り組みとして、2006年よりバングラデシュ・首都ダッカ市で“家事使用人”として働く少女への支援事業を行っています。他人の家で住み込みで働く少女たちの実態は見えにくく、隠れた児童労働とも呼ばれています。

私たちは、この問題に対して、バングラデシュ社会に向けて啓発活動を継続するとともに、少女たちが読み書きや計算の勉強したり、同年代の少女と過ごせる、「子ども」に戻れる居場所となる、支援センターをパートナー団体と運営してきました。また現在は、センター運営や啓発活動に加え、家事使用人が生み出されないように農村部での活動を行っています。

今回の講演では、バングラデシュに推定30万人以上るといわれている、家事使用人として働く少女について、帰任ばかりの前バングラデシュ事務所長 内山よりお話をします。初めて知る方へ、少女たちのストーリーを、直接お会いし現場の声をお伝えできればと思っています。

【神戸講演特別企画：バングラデシュカレーとチャイを楽しもう】

コープ自然者兵庫の皆さまと一緒にオーガニックスパイスを使ったバングラデシュカレーとチャイ作りを楽しみながら、本講演をご覧いただけます。一般の方もご参加いただけます。

詳細はこちらをご覧ください。

＜登壇者：前バングラデシュ事務所長の内山智子よりメッセージ＞

こんにちは、前バングラデシュ事務所長の内山智子です。2018年より約7年間、バングラデシュに駐在し、この度日本に帰任しました。

今回は、幼いころから働く、家事使用人の少女たちの”今”についてお話しします。事業を通じて少女たちの成長や、彼女たちが働かざるを得ない状況やその背景、社会についてもお伝えします。近年のバングラデシュは急速な経済成長とっ社会変化の中で、取りこぼされてしまう問題や新たな歪みが生じています。すべての子どもが「子どもらしく」、笑顔で暮らしていける社会をめざし、活動を進めています。

この機会に、皆さまにお目にかかれることを楽しみにしております。

開催日時：11月6日（木）10:30～13:30

場所：神戸市立中央区文化センター9F クッキングルーム（神戸市中央区東町115番地）

参加費： コープ自然者兵庫組合員1,200円、一般1,800円

定員：35名

 

以下のURL先からお申し込みください。

https://www.hyogo.shizenha.net/event/48725/

申込締切：2025年10月29日（水）　※定員に達した時点で締め切ります