文化遺産国際協力コンソーシアム 令和7年度シンポジウム「紛争からの復興と文化遺産」

文化遺産国際協力コンソーシアム

  • セミナーシンポジウム
  • 中高生歓迎
  • 大学生・大学院生歓迎

プログラム/内容

ジャンル
セミナーシンポジウム
開催日時
2025/11/30 13:00 2025/11/30 17:00
開場12:30
開催地
東京都 文京区弥生1-1-1  東京大学 弥生講堂 一条ホール
開催形式
オンライン・オフライン併用
内容

開催趣旨

近年、紛争による被害が文化遺産にも及び、その甚大な影響が地域社会だけでなく国際的にも深刻な課題となっています。文化遺産は国や地域の歴史を象徴する存在であり、人道支援と同様にその保護と復興は国際社会における共通の責務と言えます。

本シンポジウムでは、国の復興や社会の再建における重要なカギとして文化復興の意義を改めて強調することを通じ、復興支援のパッケージの中に有形・無形の文化遺産保護分野の支援が不可欠な要素として位置づけられるべきとの認識を醸成することを目的とします。一方で、紛争後も政治的に対立する勢力が存在するとき、完全に中立な支援は現実には困難であり、守るべき文化遺産の選択自体も普遍的ではありえません。紛争が世界各地で続き、国際社会のメカニズムが流動化する今日の状況下における文化遺産国際協力のあり方について考える機会といたします。

令和7年度シンポジウム フライヤー

プログラム

13:00-13:05 開会挨拶
・ 關 雄二 (文化遺産国際協力コンソーシアム 会長 / 国立民族学博物館 館長)
13:05-13:15 趣旨説明
 ・山内 和也 (文化遺産国際協力コンソーシアム 西アジア分科会長 / 帝京大学文化財研究所 所長)
13:15-13:45 基調講演「紛争からの復興と文化遺産:国際社会の役割とは」
・星野 俊也 (国連システム合同監査団 監査官 / 大阪大学 名誉教授 / 元国連日本政府代表部大使)
13:45-14:15 講演1「日本の中東外交と文化遺産の保護」
・ 松本 太 (一橋大学 国際・公共政策大学院 教授 / 前駐イラク大使 / 元駐シリア臨時代理大使)
-----休憩15分-----
14:30-15:00 講演2「カンボジアにおける遺跡保存と地域発展」
・ 下田 一太 (文化遺産国際協力コンソーシアム 東南アジア・南アジア分科会委員 / 筑波大学芸術系 教授) 
15:00-15:30 講演3「パルミラ遺跡の破壊を契機とするシリア人人材育成と遺跡復興に向けた活動」
・ 西藤 清秀 (文化遺産国際協力コンソーシアム 運営委員 / 奈良県立橿原考古学研究所 技術アドバイザー)
-----休憩15分-----
15:45-16:55 パネルディスカッション
・ モデレーター: 清岡 央 (読売新聞東京本社 論説委員)
・ コメンテーター: 關 雄二
・ パネリスト:上記登壇者
16:55-17:00 閉会挨拶
・ 岡田 保良 (文化遺産国際協力コンソーシアム 副会長 / 日本イコモス国内委員会 委員長)

 

 

⽇時、会場、開催⽅法等

●⽇時    2025年11⽉30⽇(日) 13:00 〜17:00 (開場 12:30)

●会場    東京大学 弥生講堂 一条ホール (東京都文京区弥生1-1-1 「東大前」駅より徒歩 1 分)

●開催方法  対⾯開催/オンライン配信(YouTube)

●定員    対面:250名(入場無料・事前申込制)  オンライン:無制限(事前申込制)

●言語    日本語

●主催    文化遺産国際協力コンソーシアム、文化庁

●後援    外務省、国際協力機構、国際交流基金、日本イコモス国内委員会

 

 

 

申込⽅法

事前申込制。下記フォームまたはQRコードよりお申し込みください。

●申込締切 :2025年11月21日 (金)

令和7年度シンポジウム 申込フォーム

その他

シンポジウム終了後に報告書(講演録)を作成予定。PDF版をコンソーシアムのウェブサイト上で公開。
後日、コンソーシアムYouTubeアカウント上でアーカイブ配信。

お問合せ先 :
文化遺産国際協力コンソーシアム事務局
独立行政法人国立文化財機構 東京文化財研究所 所内
Tel: 03-3823-4841
E-mail: consortium_tobunken@nich.go.jp

職務分野
都市開発・地域開発、防災、平和構築、緊急・人道支援、援助アプローチ/戦略/手法、多岐にわたる分野
会場名
東京大学 弥生講堂 一条ホール

参加資格

参加費用
無料

募集内容

学生歓迎
中高生歓迎;大学生・大学院生歓迎
募集人数
250名
募集期間
2025/10/24 15:05 2025/11/21 23:59

申し込み方法

  • 掲載内容の確認等は、ご利用者様、掲載団体様の両者間の責任で行ってください。掲載内容及びセミナー・研修プログラムは、独立行政法人国際協力機構(JICA)の見解を示すものではありません。詳しくは規約をご確認ください。
  • 未成年が有償セミナーへ申し込むには保護者の同意が必要です。
  • ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
参加申し込み方法

事前申込制。下記フォームまたはQRコードよりお申し込みください。

●申込締切 :2025年11月21日 (金)

令和7年度シンポジウム 申込フォーム

 

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開催地

職種

お問い合わせ先

担当部課
文化遺産国際協力コンソーシアム事務局
担当者氏名
米山大三郎
電話番号
0338234841
メールアドレス
consortium_tobunken@nich.go.jp
ホームページ
https://www.jcic-heritage.jp/
団体情報詳細
設立目的・事業内容
2006年6月16日、「海外の文化遺産の保護に係る国際的な協力の推進に関する法律」が成立し、今後、一層の文化遺産国際協力の推進を図り、世界における多様な文化の発展に貢献することが求められております。 文化遺産保護の国際協力の持続的発展に寄与するために、文化遺産保護の動機を共有する機関や個人等の幅広い結集を図り、協調的・連携的な国際協力のための共通基盤を確立することを目指して、「文化遺産国際協力コンソーシアム」が設立されました。
活動対象分野
教育、都市開発・地域開発、気候変動対策、平和構築、多岐にわたる分野
活動実績(海外)
・国際協力調査 ラオス、モンゴル、オーストラリア、ドイツ、スウェーデン、ノルウェー、ブータン、アルメニア、バーレーン、ミャンマー、スリランカ、フィリピンなど ・被災文化遺産の災害復旧対応に関する調査 中国、インドネシア、タイ、イラン、ギリシア、フランス、イタリア、オランダ、アメリカ など ・保存修復等に係る支援要請 インドネシア、ベトナム、イエメン、モンゴル など ・文化遺産国際協力活動の支援 ベトナム、モンゴル、ミクロネシア、バーレーン、ミャンマー、フィリピン など
活動実績(国内)
年に1度のシンポジウムおよび年に2度の研究会の開催、広報活動としてのウェブサイト公開(http://www.jcic-heritage.jp/)と文化遺産国際協力データベース(会員のみ閲覧可)構築。また、コンソーシアムに設けられた7分科会(企画分科会、東南アジア・南アジア分科会、西アジア分科会、東アジア・中央アジア分科会、中南米分科会、アフリカ分科会、欧州分科会)を通した各地域での文化遺産国際協力に関する問題の討議。
所在地
110-8713
東京都 台東区上野公園 13-43 独立行政法人 国立文化財機構 東京文化財研究所内
設立年月
2006 / 06