職務内容
- 職務分野
- 援助アプローチ/戦略/手法
- 配属先
- ガバナンス・平和構築部計画・課題戦略推進課
- 休日
- 時間外労働
- その他業務条件
- 2021年2月1日~2022年1月31日(予定) ※1委嘱開始日は後ろ倒しを認める場合がありますので、理由とともに応募書類に明記願います。 ※2委嘱期間は業務の状況等により双方の合意のもと変更する可能性があります。 ※3書類選考、面接選考に加え、健康診断に基づく当機構顧問医による判定を経て、委嘱が最終的に決定されます。詳しくは「健康診断について」 (http://partner.jica.go.jp/resource/1522488102000/jicasJobView/jicas_job/pdf/health.pdf)をご覧ください。
- JICAからのひとこと
- 大規模なLMS導入にチャレンジしたい方、歓迎します。
- 求められる資質と能力
- 本件で求められる資質と能力は以下の通りです。
- 分野・課題専門力:★★★
- 総合マネジメント力:★★★
- 問題発見・分析力:★★
- コミュニケーション力:★★★
- 援助関連知識・経験:★
- 地域関連知識・経験:★
- [★★★:非常に重視する ★★:重視する ★:参考程度 -:不問]
- ※格付けについて
- ※国際協力人材に求められる6つの資質と能力について
- 案件の背景
- 新型コロナウイルスによって来日が制限されている現状から、来日を前提とした研修事業のデジタルトランスフォーメーションが急務となっています。そのため当機構では、コロナ禍下においても研修事業を遠隔で実施することで継続することに加えて、これをきっかけとした「開発途上国の人材(政府・民間)とJICA職員・ナショナルスタッフ、専門家、JICA海外協力隊等を含むJICA事業の関係者による継続的な相互学習及びネットワーク構築」を目指すこととし、Learning Management System(以下「LMS」という)の導入及びSocial Networking Service(以下「SNS」という)の活用を進めています。 JICAガバナンス・平和構築部計画・課題戦略推進課では、同取組みを促進するため、遠隔研修等の専門的見地から助言を行い、司令塔の一部として活躍いただける方を募集致します。なお、JICAでは既に全機構横断的に利用するLMSの導入検討を進めており、2021年1月からクラウド型LMS及びその初期導入支援業務の契約を行う予定です。またSNS活用支援についても「JICA研修員SNS活用促進支援業務」の一般契約を公告済で本年11月に業務開始予定です。本特別嘱託(クラスター支援型)にはこれらの外部支援者とともに、JICA職員で構成されるチームの中核人材となり同構想を実現していくことが期待されます。 また、将来的には本ポストで得られた知見・経験を活かし技術協力プロジェクトの専門家等として活躍することが期待されています。
- 業務/委嘱の目的
- 特別嘱託(クラスター支援型)として、原則として個別の案件業務には従事せず、JICA研修事業について、以下のとおり研修DXに向けた施策の検討・実施、LMS・SNSの導入定着に向けた施策の検討・実施に寄与いただきます。 1. 研修事業DXと分野課題クラスター戦略化の推進 2. 「継続的な相互学習及びネットワーク構築」に向けた方針・施策の検討・実施 3. LMSの導入・定着に向けた戦略・施策の検討・実施(人材育成含む) 4. LMSからSNSへの動線の設計、実装に係る助言 5. 研修のデジタル化に伴うデジタルツールの検討・実施のサポート 6. その他研修のデジタル化に係る関連業務の実施 ただし、特別嘱託委嘱終了後に専門家等としての派遣が確約されるものではありませんので、あらかじめご了承ください。
- 期待される成果
- 研修DXによる課題クラスター戦略化と「継続的な相互学習及びネットワーク構築」の実現に向けた以下の効果を期待してます。 1. 2021年度中に、JICAの強みを生かした質の高い遠隔研修が実施される 2. LMSの導入・定着支援がスケジュール通りに実施され、ユーザーによって適切にLMSが利用される。 3. LMSとSNS(LinkedInを想定)が連動し、研修受講後の受講生との関係維持・強化が図られる。
- 業務内容
- 1. 研修DXに向けた施策の検討・実施、関連調査の実施
(1)分野課題別に企画する研修事業の現状とあるべき姿を把握し、課題クラスター戦略化に寄与する研修DXの施策を検討し、計画を策定する
(2)類似する世界のオンライン研修動向を調査し、JICA研修の強みや取るべき立ち位置を考察し研修DXに反映する
(3)開発途上国人材以外を対象としたJICAが実施する各種研修を把握し、LMSを活用した効果的な研修方法を助言する。
(4)研修DXに必要なLMS、SNS以外のデジタルツールの調査や提言を行う
2. LMS・SNSの導入・定着に向けた施策の検討・実施
(1)研修DXを実現するためのLMSの導入およびSNSを活用したネットワーク強化を、研修実施部門を巻き込んで推進する。
(2)LMSプロバイダーのLMSの初期導入支援部隊やカスターマーサクセス部隊と連携し、LMSのユーザー管理等を含む運用設計の支援、利用定着に向けた支援などを実施する。そのための各種マニュアル作成支援を行う
(3)LMSの利用受講生が、研修終了後円滑にSNSグループへ参加し、関係維持と強化を図るための運用業務フローの設計や実施・定着化支援を行う
(4)その他、研修DX、LMS、SNSに関連する業務を実施する。 - チーム構成(日本側専門家構成)・プロジェクト全体構成
- 所属先課長・職員2名の他、STI・DX室副室長、職員1名、その他ユーザー部門代表者から構成されるタスクメンバー5名程度
- 案件関連参考情報
応募条件
- PARTNERでは斡旋、マッチングは行っておりません。詳しくは規約をご確認ください。
- ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
- 語学力
- 英語
- 英語(必須) 以下のレベル以上であること 1)高いコミュニケーション能力を有する。 2)TOEIC730点、TOEICS&W290点、TOEFL550点(CBT213点、iBT79点)、英検準1級、国連英検B級、IELTS 6.0、ケンブリッジ英検FCE以上 ※その他の資格試験については、 「専門家語学ガイドライン」参照。
- 学位
- 学士あるいは同等程度
- 類似業務経験年数
- 次の全ての要件を満たす方とします。 1. 当該分野に関連する5年以上の実務経験を有すること。 2. JICA専門家/企画調査員として1年以上の派遣経験もしくは同等の海外経験を有すること。 3.企業・団体における研修に係る実務経験を有すること。 4. 企業や大学等のオンライン研修に係る実務経験を有すること。
- 青年海外協力隊経験
- 不問
- その他必要な業務経験・能力
- 以下のスキルが必須です。
●プロジェクト計画・立案能力
●報告書作成能力
●情報処理能力
●プレゼンテーション能力
●事務(経理を含む)処理能力
待遇
- 待遇
- (1)手当
当機構規程に基づき、基本手当(前歴換算の上決定)、交通費及び時間外手当を支給。
(2)勤務時間
午前9時30分~午後5時45分
(3)休日・休暇
土日祝祭日のほか、年次有給休暇、特別有給休暇、年末年始等の休日あり。
(4)福利厚生
社会保険(健康保険、厚生年金)、労働保険(雇用保険、労災保険)へ加入。
(5)解嘱について
委嘱期間中、傷病その他の事由により業務の遂行が困難と認められる場合、または委嘱の継続が適当でないと認められる場合は、解嘱することがある。
応募について
- 応募方法
- 1.国際協力人材登録の完了
応募にあたっては、国際協力人材登録を完了していることが必要です。
※新規登録手続きには、3営業日程度を要しますので、お早めに登録下さい。
※簡易登録では応募できませんので必ず「国際協力人材登録」を完了させて下さい。
2.必要書類一式の添付
募集期間中に以下の必要書類をPARTNERのマイページ上で提出していただきます。PARTNERにログインした状態で各求人情報のページを開き、最上部もしくは最下部の「この案件に応募する」ボタンから応募画面で、以下の必要書類を添付してください。マイページを使用しての応募方法の詳細は公募案件FAQ集をご確認ください。なお、マイページの応募機能で添付できるファイルのサイズは1ファイル5MB、総容量10MBまでとなっておりますのでご留意願います。
(1)専門家履歴書(提出必須) ※PDFで提出
国際協力人材登録後、画面下部「履歴書作成はこちら」(ログイン後表示されます)より作成いただけます。本機能で作成した専門家履歴書以外で応募いただいた場合、失格となりますのでご注意ください。PDFファイルのタイトルについては次の例にならって履歴書、応募者氏名、応募書類提出日の順に記載ください(例:履歴書(国際太朗)20130301.pdf)。履歴書作成にあたり、直近(2010年以降)の職歴については、長期にわたる空白期間がないよう記載ください。3か月以上の空白期間がある場合、説明(例:自己研鑚、育児介護など)を付すようにお願いいたします。不明な期間に関して、直接お問い合わせをすることもあります。なお、入力手順に不明点がある場合は、PARTNERを運営しているPARTNER事務局(jicahrp@jica.go.jp)までお問い合わせ下さい。
記入例は、こちらをご確認ください。
(2)写真(提出必須) ※「Word」ファイルに添付して提出
Web応募では履歴書の写真欄に写真の添付ができなくなりましたので、別途履歴書用の写真をWordファイルに添付してご提出ください。提出にあたっては写真貼付台紙をご活用ください。写真は6ヶ月以内の撮影で、前向き、上半身、脱帽のものとしてください(デジタルカメラ等で撮影したものでも可)。Wordファイルのタイトルは次の例にならって、応募者氏名、提出日の順に記載ください(例:国際太朗(20130301).doc)。サイズオーバーにご注意願います(ファイルの推奨サイズ200KB程度)
(3)業務企画書(提出必須) ※「Word」ファイルで提出
氏名、応募案件名を明記の上、応募する案件の業務内容を踏まえ、以下の点について記述して下さい。なお、様式はありませんが、形式はA4版(縦ページ・横書)、目安として1行の文字数を35字及び行数を35行程度とし、分量は3枚以内となるようにして、Wordで作成し添付して下さい。Wordファイルのタイトルについては次の例にならって業務企画書、応募者氏名、応募書類提出日の順に記載ください(例:業務企画書(国際太朗)20130301.doc)。
① 本件業務に「求められる資質と能力」の内、特に「★★★」並びに「★★」としている項目を参考にして、本業務に対応可能であることを説明して下さい。 なお、以下の点を含めるようにして下さい。
a. ご自身の長所・短所
b. 具体的な経験・実績
② ご自身で収集した本案件に関連する情報を分析したうえ、本業務を進める上でご自身が優先的な取組みが必要と考えること、留意すべきこと、具体的に実施しようと考えていることについて述べて下さい。
③ ご自身の事務処理について経験例を挙げて、自己評価して下さい。(業務調整の場合は、経理処理についても、具体的な経験を引用し、自己評価して下さい。)
※なお、履歴書上で、公募条件に「必須」と記載の条件を満たしているかどうかの有無が確認できない場合、業務企画書中に「必須」の条件を満たすことを示す経験、資格等を記載して下さい。
(4)公的語学資格証明書(写) ※PDFで提出
語学証明書の内容は選考の際に重視しておりますので、語学力を証明する書類を添付して下さい。 PDFファイルのタイトルについては次の例にならって公的語学資格証明書(写)、応募者氏名、応募書類提出日の順に記載ください(例:公的語学資格証明書(国際太朗)20130301.pdf)。
(5)大学卒業証明書(大学院卒業の場合も大学卒業証明書を提出してください)(写)
(提出必須。但し、大学卒業証明書取り付けに時間を要する場合は入手次第提出も可) ※PDFで提出
PDFファイルのタイトルについては次の例にならって大学卒業証明書(写)、応募者氏名、応募書類提出日の順に記載ください(例:大学卒業証明書(国際太朗)20130301.pdf)。 - 応募書類
- ・専門家履歴書
- ・業務企画書
- ・写真(所定の写真貼付台紙に貼り付け)
- ・語学証明書
- ・大学卒業証明書(大学院卒業の場合も大学卒業証明書を提出してください)
- 募集人数
- 1名
- 募集期間
- 2020/11/06 00:00 ~ 2020/12/04 12:00
- 選考手順
- 書類選考、面接選考、健康診断の結果等を総合的に判断して最終合否を決定します。
1. 応募書類に基づく書類選考結果通知
12月15日頃までに、書類選考結果をPARTNERに登録されたメールアドレスに通知します。
2. 面接選考
2020年12月21日(月)(予定)
※原則として当方が指定した日程以外での面接は実施しません。
※面接はJICAの指定する日時にオンライン(Teams)にて実施します。
3. 面接選考結果通知
12月24日頃までに、面接選考結果をPARTNERに登録されたメールアドレスに通知します。
4. 健康診断
面接選考合格後に健康診断(自己負担)を実施します。
※選考結果及びその理由についての個別の照会には一切お答えできません。また、応募書類は返却いたしませんのでご了承ください。 - 応募時の注意事項
- 原則、次のいずれかに該当する方は応募できません。また、応募後に該当することが判明した場合は不合格とします。
・本件以外のJICA案件(職員、専門嘱託、コンサルタント、ボランティア、国際協力推進員、インターン、ジュニア専門員等を含むすべてのJICA案件またはJICA業務)に応募・選考中の方。
・特別嘱託委嘱期間終了後、開発途上国に滞在して業務を遂行して頂く場合もあるため、特別嘱託委嘱期間中に70歳以上となる方はご応募いただいても意に沿えません。
なお、以下の点についても留意の上ご応募ください。
・JICA案件に従事中の方は、本件に応募するために、任期を短縮、もしくは辞退することは、原則認められません(草の根技術協力、技術協力プロジェクト、開発計画調査型技術協力等、所属先が法人として請け負っている業務に従事している場合も含む)。ただし、契約を途中で終了できるものについては対象外です。
【特別嘱託の注意事項】
所属先を有している場合は、以下の点について委嘱期間において所属先、又は所属長による同意を得られる場合は応募可とします。
1)委嘱期間中は、所属先からは無給であること。
2)委嘱期間中は当機構の労働保険・社会保険に加入させること。
なお、委嘱予定日の10日前までに、上記の点について所属先、又は所属長に同意を得た上で、関係書類を提出して下さい。
特別嘱託中はJICAの労働保険・社会保険に加入しますが、解嘱後、脱退します。所属先を有する方は所属先にて加入、所属先を有さない方はご自身で加入いただくことになります。また、所属先を有する方(特別嘱託後の復帰も含む)が専門家として派遣される場合、派遣期間中は国内俸の対象となります。
【個人情報の取り扱い】
当機構では、個人情報の保護を目的として、応募者からの提出を受けて保有する個人情報について、以下のとおり、管理・保護いたしますので、同意の上、提出願います。
1.応募書類に含まれる個人情報は、当機構において適正に管理し、情報漏えい防止に最善を尽くします。
2.応募書類は、当該公募案件の選考及び委嘱以外の目的では、一切使用いたしません。
【公募案件】(再公募)特別嘱託(クラスター支援型)ガバナンス・平和構築部計画・課題戦略推進課「研修DX」
独立行政法人 国際協力機構(JICA) 国際協力調達部 契約推進第一課/第二課
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