登録団体詳細
特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International
団体情報
- 団体名
- 特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International
- 団体種別
- NPO法人
- 所在地
- 東京都
- 設立年月
- 2007/ 10
- 設立目的・事業内容
- 日本国内および欧米の先進国において食生活の改善の促進と、開発途上国への寄付の集金に関する事業を行い、世界における肥満と飢餓の解消に貢献、食の不均衡の是正に寄与することを目的とする。 上述の目的を達成するため、次の事業を行う。 ・日本国内外にて寄付金を集め、開発途上国および外部の支援を要する地域における食事や保健医療関連の活動、ならびに生活の質の向上を支援する国際的な取り組みへの寄付を行う事業 ・社員食堂、外食産業において健康的な食事の評価、承認、指導、および啓蒙に関する事業 具体的には、社員食堂やレストラン、小売店などで、健康志向の定食や食品を推奨し、ヘルシーメニュー・商品1食につき20円の寄付金を募り、開発途上国で学校給食を支援している。支援している多くの地域では20円で1食の給食を賄うことができる。寄付つきヘルシーメニュー・商品に加え、運動の推奨や若年層への啓発活動を通じて健康増 進や肥満予防に取り組んでいる。また日本発の社会事業として米国、欧州、東アジアでの拡大にも取り組んでいる。
- 活動分野
- 貧困削減、農業開発/農村開発、保健医療、教育、市民参加
- 活動国
- ケニア、タンザニア、ルワンダ、フィリピン
- 活動実績(国内)
- 【先進国の肥満を予防する活動】 ・肥満や生活習慣病を予防するため、栄養バランスの良いヘルシーなメニューや食品の喫食を推奨し、社員食堂や学食、レストラン等で寄付つきヘルシーメニュー導入を推進している。日本から始まった活動が米国、欧州、東アジアにも広がり、2018 年までに、世界全体で800以上の企業・団体がTFTに参画した。 ・フィットネス企業や学生・若手社会人グループと連携して、運動を通じて自身が健康になりながら、開発途上国にも支援を届けるプログラムを実施している。また企業と連携して、社員の健康増進のためのスポーツ推奨キャンペーンも実施している。 ・毎年10月の「世界食料デー」にあわせて、日本国内を中心に100万人以上の人が寄付つきヘルシーメニューを食べることで、アフリカとアジアの子どもたちに100万食の給食を届けることを目指すキャンペーンを展開している。2015年から、日本の代表的な食べ物である「おにぎり」にまつわる写真を特設サイトや SNS に投稿すると、1投稿につき100円(給食5食分)が協賛企業から寄付される取り組みを始め、気軽に参加できる社会貢献として注目されている。
- 活動実績(海外)
- 【開発途上国での学校給食支援】 ・東アフリカ、東南アジアで深刻な貧困状況が生じている地域や、子どもの栄養失調や発育不全が課題となっている地域で、学校給食の提供を行っている。2019年2月時点で、累計約7,000万食相当の給食支援を実施。東アフリカのウガンダ、ケニア、タンザニア、ルワンダ、マラウイと東南アジアのフィリピンで、厳しい貧困状態にある地域で43校の子どもたちに学校給食を提供している。 ・食前の手洗いの啓発など衛生教育にも注力している。また、生徒の保護者が調理を担当したり、近隣で収穫された野菜の使用を推進するなど、地域経済にも効果をもたらす施策を取り入れている。 ・持続可能な学校給食の運営を実現するために、学校菜園や近隣の零細農家の生産性向上にも取り組んでいる。学校菜園で収穫された野菜は給食の材料として使われており、生徒たち自身が農業を学ぶ機会になっている。
- SDGsへの取り組み