登録団体詳細

北太平洋漁業委員会(NPFC)

団体情報

団体名
北太平洋漁業委員会(NPFC)
団体種別
国際機関
所在地
東京都
設立年月
2015/ 07
設立目的・事業内容
設立目的:北太平洋の海洋生態系を保護し,条約水域における漁業資源の長期的な保存及び持続可能な利用を確保すること 設立条約:北太平洋における公海の漁業資源の保存及び管理に関する条約  (Convention on the Conservation and Management of High Seas Fisheries Resources in the North Pacific Ocean)(略称:北太平洋漁業資源保存条約)
活動分野
水産
活動国
締約国:日本,カナダ,ロシア,中国,韓国(締結順)。漁業主体:台湾。条約交渉の際には,上記の国等に加えアメリカが参加。
活動実績(国内)
「北太平洋漁業委員会(NPFC)第7回年次会合」 1.北太平洋漁業委員会(NPFC)とは 北太平洋漁業委員会(NPFC*1)は、北太平洋の海洋生態系を保護しつつ、条約水域(北太平洋公海)における漁業資源の長期的な保存及び持続可能な利用の確保を目的とする「北太平洋における公海の漁業資源の保存及び管理に関する条約」(北太平洋漁業資源保存条約)に基づいて設立された地域漁業管理機関です。 2.開催日程及び場所 日程:令和5年3月22日(水曜日)~24日(金曜日) 場所:札幌プリンスホテル国際館パミール(北海道札幌市中央区南2条西11丁目) 3.参加国・地域 日本、カナダ、ロシア、中国、韓国、米国、バヌアツ、台湾、EU(9ヶ国・地域) 4.出席者 各国水産庁、外務省、研究所及び漁業関係団体の関係者 5.結果概要 (1)サンマの資源管理措置 (ア)我が国から、NPFC条約水域(公海)における総漁獲枠(TAC)の縮減や操業期間の制限等を提案し、議論が行われました。 (イ)その結果、以下のように現行の漁獲枠の削減に合意しました。 ・サンマのNPFC条約水域(公海)の漁獲枠(TAC)を、現行の19万8千トンから15万トンに削減することに合意(分布域全体の年間漁獲量は、現行の33万3,750トンから25万トン以内に抑制)。 ・日ロ両国は200海里水域内の漁獲量を10万トン以内に抑えることで本措置に協力。 ・この規定は2023年及び2024年の2年間に適用。 (ウ)また、小型魚保護のための措置の強化(東経170°以東の6-7月の操業禁止)、実操業隻数の削減(2018年から10%減)または操業期間の制限(180日以内)による漁獲努力量の削減措置が合意されました。 (2)漁獲物の転載の管理措置 ・漁獲物の洋上転載について、新たに(ア)事前報告、(イ)事後報告、(ウ)運搬船へのオブザーバー乗船による第三者確認等を義務付けモニタリングを強化する措置が合意されました。 (3)IUU漁業対策 ・IUU漁船リストに我が国が掲載を提案した3隻(運搬船2隻及び補給船1隻)を含む4隻が新たに追加され、合計40隻となりました。
活動実績(海外)
SDGsへの取り組み

登録団体からのお知らせ

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